
令和8年4月1日より、高齢者肺炎球菌ワクチン(定期・任意予防接種)が
ニューモバックス(23価)からプレベナー20(20価)に変わりました。
65歳以上の方におすすめです
接種回数は1回です。
助成制度については下の方をご覧ください
肺炎球菌ワクチンについて
明治から昭和の初期にかけての死因別死亡率の第1位は肺炎でした。戦後、抗生物質の開発が進んで死亡率は急速に低下しましたが、今また増えつつあります。悪性新生物(ガン)、心疾患、脳血管疾患の三大死因に次いで、肺炎の死因別死亡率は第4位です。割合でみても亡くなる方の約10%は肺炎が原因です。しかも、肺炎がもとで心筋梗塞、脳梗塞、心不全などの合併症を引き起す場合もあり、まだまだ怖い病気です。
そして、
肺炎で亡くなる方の95%は65歳以上の高齢者が占めており、他の病気で体力が落ちている患者さんや、免疫力が弱くなっている高齢者の方は特に肺炎に対する注意が必要です。
肺炎の原因には多くの種類があります。肺炎球菌のような細菌性肺炎、ウィルス性肺炎のほか、マイコプラズマ菌、真菌(カビ)といった微生物による感染性のもの、間質性肺炎のように非感染性のものも含めて広く肺の炎症性疾患を肺炎と呼んでいます。それぞれ症状や治療法が違うので注意が必要です。
しかし、
インフルエンザシーズンにおける細菌性肺炎では50〜60%が肺炎球菌によるものです。
この肺炎球菌は健康な人の口の中に常在していることが多いので、体力が落ちているときやお年寄りになって免疫力が弱くなってくると肺炎を引き起こします。
肺炎球菌ワクチンとは、肺炎球菌によって引き起こされるいろいろな病気(感染症)を予防するためのワクチンです。
肺炎球菌には90種以上の型があり、そのうちの23種に対してワクチンは効果があります。ただ、この23種類で実際の肺炎球菌感染症全体の80%を抑えることができます。従って、肺炎球菌以外の原因による病気(感染症)に対しては予防効果がありません。
しかし、グラフのようにインフルエンザシーズンにおける細菌性肺炎全体の50〜60%は肺炎球菌によって引き起こされています。インフルエンザワクチンと肺炎球菌ワクチンを両方接種することでインフルエンザシーズンの肺炎や死亡を抑えることができます。
肺炎球菌ワクチンはアメリカをはじめ世界の多くの方が接種しています。
接種対象者
次の1〜3を全て満たす方が費用助成の対象です
1. 名古屋市に住民登録のある方
2.接種日において以下のいずれかに該当する方
・接種日に満65歳の方(定期)、満66歳以上の方(任意)
・接種日に満60〜64歳で心臓、腎臓もしくは黒通気の機能障害
またはヒト免疫ウイルスによる免疫の機能障害
(いずれも対象となる障害単独で身体障害者手帳1級相当の障害)を有する方で
身体障害者手帳の写しまたは医師の診断書の原本を接種時に提出した方公費
3. 公費自費問わず、過去に高齢者肺炎球菌ワクチンのニューモバックス23価や
プレベナー20かを接種したことがない方
接種方法
ワクチンは1回接種です。
今のところ追加接種は不要です。
自己負担金
5,600円(定期、任意とも)