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加藤内科クリニック 内科・循環器内科 名古屋市東区飯田町３４ TEL：052-935-6000 土曜午後、日曜、祝日以外は 毎日診察しています 午前診：　９：３０〜１２：３０ 午後診：１５：３０〜１８：３０ 専用駐車場１２台分あり

　　

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健診で心雑音があると言われたかたは・・・

心臓弁膜症が疑われます







心臓には４つの部屋があります。それぞれ、次の部屋や血管に血液を送り出す働きをしています。部屋と部屋の間、部屋と血管の間には扉があります。

扉は、血液を送り出す時には開き、送り出した後は逆戻りしないように閉じる働きをしています。
この扉を「弁」と呼びます。

弁膜症とは、心臓内部にある４つの弁（僧帽弁・大動脈弁・三尖弁・肺動脈弁）のいずれか一つ、あるいは複数が何らかの原因により変性し、正常に機能しなくなり、心臓のポンプ機能が低下した状態をいいます。







　弁が上手に開かない

　弁の開きが悪くなり、次の部屋あるいは血管に血液を十分に送り出せなくなった状態を狭窄症といいます。


　弁が上手に閉まらない

　弁の閉まりが悪くなり、次の部屋あるいは血管から、送り出した血液が逆戻りしてしまう状態を閉鎖不全症といい　ます。







弁膜症を診断するうえで、医師による聴診が大切です。
これは、各々の弁膜症により特徴的な雑音が認められるためです。
聴診することにより、弁膜症の種類・重症度をある程度、把握することができます。






心エコー検査が極めて有用です。
心エコー検査により、弁の状態や心臓内の血流を見ることができます。これにより、弁膜症の種類の同定、重症度の評価ができます。また、弁膜症による心臓への負担がどの程度かも掌握できます。








この他、胸部レントゲン写真や採血等を行います。







薬物療法

弁膜症自体を治す薬はありません。しかし、弁膜症により心臓の機能が低下し、心不全が起こった場合、心臓の負担を取り除く薬を処方します。この治療は当院で行うことができます。



手術

弁膜症の状態により、内服薬では心不全がコントロール出来ず、人工弁置換術などの手術が必要な場合、
手術の上手な先生がみえる病院を紹介いたします。
もちろん、希望の病院がある場合は、その病院に紹介いたします。

名古屋市東区の加藤内科クリニックは内科・循環器内科クリニックとして、名古屋市東区・中区・北区・西区・千種区・瑞穂区等の名古屋市内および郊外から患者さんがいらっしゃいます。風邪や花粉症、喘息、胃腸病等の一般内科、高血圧、心筋梗塞、狭心症、心不全、不整脈、高コレステロール血症、高中性脂肪血症、高尿酸血症（痛風）、ワーファリン治療等の循環器内科はもちろん、各種健康診断、特定健診、小児予防接種、インフルエンザ予防接種、禁煙治療も行っております。さらに超高濃度ビタミンC療法、がんの複合免疫療法、にんにく注射、プラセンタ、プロペシア等のアンチエイジングやがんの自費治療も行っております。